AIとの日常 〜走っているバスは止められないが、自分の舵を握ることはできる〜
日々、ビジネスやプライベートでAIを活用するなかで、新たなサービスや機能の発表に触れるたびに、その進化のスピードの速さに驚かされます。実際に使ってみると、その進化を“体感”として実感し、感嘆と驚きを覚える一方、次々と押し寄せる情報や新たな機能の洪水に呑み込まれないよう、自分の軸を保つ重要性を強く感じます。
「走っているバスは止められないが、自分の舵を握ることはできる」
この言葉どおり、加速するAIの進化という流れの中で、私たち一人ひとりが、自分なりの考えを持ち、試行錯誤しながらAIと向き合い続けることが、今後さらに求められていくと思います。
半年後、あるいは1年後、いま自分が信じていることがすでに通用しなくなっている、あるいはAIに取って代わられている──そんな未来が訪れる可能性も決して低くありません。しかし同時に、自分自身もまた、AIというテクノロジーの力を借りて進化し、自らの価値を絶えずアップデートし続けていくことができる。
この試行錯誤のプロセスの中で、「AIとどう向き合い、どう共存していくか」「人間にしか果たせない役割や価値とは何か」といった問いに向き合い続け、それを『自分自身の言葉』で語れるようになることが、これからの時代において極めて重要だと思います。
AIを主体的に学び、試し、活用しながら、自らの方向性を見出し、積極的に関わり続ける──。その繰り返しの中にこそ、人としての成長と、今後、真の価値創出があると、今の自分は考えます。
そして、その姿勢は、AIという新たなテーマに限ったことではなく、これまでも経験してきた変化の中で自分たちが向き合ってきた「生き方」や「仕事」に対する姿勢と同じであり、変わることのない、普遍的な在り方だと信じています。
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